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アケボノスミレ

 箱根に出かけた翌週はゴールデンウィークです。その初日、不覚にも出発で出遅れ、ナビには事故と故障車マークがゾロゾロ。中央道はまるで進みません。食事もままならず、目的地に到着した頃は、山を降りてくる方ばかりでした。歩き始めて周囲を見ると全体にまだ早春の様子です。残り時間から、少し登った段階で早々に見切りをつけました。

 どうやら、登山道下の方が花を観察できそうです。程なくアケボノスミレを見掛けて、気分が少しだけ軽くなる思いでした。濃厚というのか、深みのあるピンク色です。花茎手前でくるっと巻いている緑色の葉はアケボノスミレのものですが、その更に前で既に展開しているのは…。記憶があいまいでしたので、別角度の写真を探してみたところ、どうやらタチツボスミレの葉のようです。

 特にアケボノスミレは花期が早いという訳ではありませんが。気温が上がると、突然、花茎を地表に出して花を咲かせます。速攻型ですね。

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 後で分かったことですが、翌日、高速バスでやってきた友人は同じ場所から登って峠を越していました。
やはり、登り斜面にはすみれなどほぼ見られなくて、寒かったそうです。一方、下り斜面にはそれなりに見られたとか。
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