今年も、幾つか、新型コロナウイルス感染者数の波がありました。その谷、まぁ、これは後で谷だと分かったものですが、感染者数が減った様子を見て、単独で出掛けたケースがほとんどでした。出掛けたかった兵庫県への旅もその一つです。
目的だったすみれたちをなんとか探し出すことができましたが、一方でナガバノタチツボスミレの個体数の濃さを再認識することになったのです。ところが、広島県や四国各県で観察した個体群と、なんだか、雰囲気が違ったのですよね。ちょっと、ピックアップしてみました。
左が兵庫、右が広島です。勝手なイメージですが、左はタチツボスミレ風で、右はニオイタチツボスミレ風ではないでしょうか。地元の方が持つ印象と、旅人の持つ印象とは違うかも知れません。四国や展示会などで見かけた個体は丸めの花が多かったと記憶しています。