今年、栽培棚にはムラサキコマノツメがたくさん咲きました。白い花を咲かせる母種のニョイスミレも生き残っています。
基本的に生命力が強いのでしょうね。記録から、ムラサキコマノツメは10年ほど前に種子配布を受けた株の子孫たちです。また、ニョイスミレは、なんと20年前に岩手県から持ち帰った種子から育った株の子孫たちです。
もしかすると、記録外に、他の系統も紛れ込んでいるかも知れませんね。若干、花の色合いだけでなく、葉も形状が異なった個体群に分かれているようです。ゴマ粒ほどの小さな種子は、あちこちの鉢に紛れ込んで勝手に増えて生き残るのです。