このコーナーも毎日発信になってドタバタです(笑)。でも、春一番で観察に出かける公園のヒメスミレをなんとかご紹介したいと持って来ました。
小さいすみれとして知られるヒメスミレですが、自生地によってはノジスミレぐらいの大きさだったりしますね。この公園の個体は正当に小さくて、近くに落ちている桜の花びらに負けそうになっています。石畳の隙間に住み着いていますが、周囲でも玉砂利の中とか、岩のくぼみのような不安定な土壌から花を咲かせる性質があります。おもしろいことに、他の場所でもヒメスミレがないかと気合を入れて探しても、広い公園なのにまるでみつかりません。自己の領分(テリトリー)をしっかり守るタイプのようですね。