今のところ、すみれ展のような場所で目にするすみれです。種生小学校の児童が見つけたとのこと。情報も非常に少ないのですが、なかなか魅力的です(栽培者に謝意を表します)。「種生」ながら、種子はできません。2008/11/09
群馬在住のすみれ好きさんから、「確実とはいえない」との注釈付きで、写真と情報を提供していただきました(「参考提供資料」をご覧下さい)。フモトスミレの交雑種は判断が難しいかと思います。なにしろ、フモトスミレ自体の変異が幅広くて、「なんだこれは?」と首をかしげることが多いのですから。それでも、その地域のフモトスミレが頭に入っていれば判断できる可能性が高くなるだろうと思います。
フモトスミレと、もう一方の親がエイザンスミレであったなら、スルガキクバスミレということになります。まだ、きちんと観察ができていないハイブリッドです。写真で見る限り、この両者の違いは微妙なところですが、スルガキクバスミレの葉は確かにオクタマスミレに似ています(オクタマスミレはしっかり観察できているのです)。こうした積み重ねが足がかりになるということなのでしょうね。2010/01/28
やっと、自生株に出逢いました。久しぶりに10人を超すグループで観察に出掛けました。先頭に置いて行かれないようにと思いながら、ふと、足元を見ると、この菊葉が目に入ったのですね。
「お、オクタマスミレっ!」と口走ってしまいましたが、先ず、葉が目に入りますよね。2022/05/01
(2008/11/09) Latest Update 2023/08/06 [400KB]