標高800m以上の高山から亜高山に見られるという情報を頼りに、1,000mに到達する山を選んで登って行ったところ、ぴったり1,000mを越えた地点でいきなり現れました。そこからは、路傍と言わず、特に場所を選ばずに花を咲かせていました。根茎を伸ばさず、キスミレに似た風貌をしているとのことでしたが、ご覧の通り、個体差または生育環境から生じる差異という程度であり、基本的にナエバキスミレと大きな違いは感じられませんでした。確かに、背が低くて矮化した個体が多いのは事実のようです。2007/05/01
北海道大学の2013から2016年の研究によると、『開放花と閉鎖花を形成すると共に、根茎による栄養繁殖を行うことが明らかになった』とされる。2017/10/25
(2007/05/01) Latest Update 2024/02/18 [630KB]